vol.01 | 第1回:入社3ヶ月で妊娠・入院。「クビかも」と思った私が、救われた“予想外の一言

「もしかして?」という小さな違和感から始まった妊娠は、本人にとっても想定外の出来事でした。入社3ヶ月での入院、会社への報告、その時の率直な気持ちを振り返ります。働く女性のリアルに触れる、全3回でお送りするインタビューの1回目をお届けします!


k.cさんのプロフィール

元グラフィックデザイナーで出産を機に前職を退職し、育児を優先した生活へ。
その後は、自宅で個人的にデザインの依頼を受けながら活動を続ける。
上の子の幼稚園入園をきっかけに本格的な仕事復帰を考え、現在はパートとしてWebサイトの保守メンテナンスを担当。
ポテチが大好きな二児の母。

目次

「もしかして?」くらいの感覚から始まった妊娠

Q. 妊娠発覚前、体調の変化や異変はありましたか?

k.cさん 体調としては、特別しんどいとか、明らかにおかしいという感覚はありませんでした。つわりもなく、日常生活もほぼ普段通りで、「体調が悪いから病院へ」という感じではなかったです。
ただ、なんとなく「もしかして…?」と思う瞬間があって、念のため受診してみた、というのが正直な流れでした。そこで2人目の妊娠がわかって、「あ、そうなんだ」という驚きが一番大きかったですね。
深刻に落ち込んだというよりは、「マジか〜」と心の中でツッコミを入れるような感覚でした。今振り返っても、あの時は良くも悪くもフラットで、現実をゆっくり受け止めていたように思います。

入社3ヶ月での入院、「これは想定外…」

Q. 入社から3ヶ月で入院することになった時、どんな気持ちでしたか?

k.cさん まだ仕事を覚えている途中で、正直「やっと少し分かってきたかな」という段階でした。そんなタイミングでの入院だったので、「あ、これは想定外だな」と思いました。
気持ちとしては落ち込むというより、「タイミング、すごいな…」という感じに近かったです。ただ、頭をよぎったのはやっぱり仕事のことでした。「あ〜、これクビかな」と、かなり率直に思いましたね。
とはいえ、その時点ではどうにもならない部分も多くて。必要以上に考え込むというよりは、「なるようにしかならないか」と、半分開き直っていたところもあったと思います。

覚悟して伝えたら、予想外の反応で拍子抜け

Q. 会社にはどのタイミングで報告しましたか?その時の反応も教えてください。

k.cさん 社長にランチへ誘っていただいたタイミングで、「今言おう」と決めて報告しました。正直、内心ではかなり覚悟していて、「残念だけど…」という言葉が返ってくると思っていました
でも実際は、「おめでとう」と言ってくださって、しかも握手までしてくれて。本当に予想外で、「え、そっち?」といい意味で拍子抜けしましたね。
その瞬間に、一気に肩の力が抜けたのを覚えています。「全部悪い方向に考えすぎてたな」と思いましたし、ちゃんと伝えてよかったな、と素直に感じました。

罪悪感より、「今できることをやろう」という感覚

Q. 会社やチームに対して、罪悪感はありましたか?その気持ちとはどう向き合っていましたか?

k.cさん 勤務期間がまだ短かったこともあって、「申し訳ない」という気持ちはそこまで強くはなかったです。ただ、何も考えずに休むのも違うな、という感覚はありました。
なので、「できる範囲で、できることはやろう」と、自分の中でシンプルに決めました。無理をして頑張るというより、体調を優先しつつ、役に立てる部分はちゃんとやる、というスタンスです。
今振り返ると、そのくらいの温度感がちょうどよかったと思います。必要以上に自分を責めず、状況に合わせて動く。それもひとつの働き方なんだと、自然に受け止められるようになりましたね。

妊娠がわかり、入院生活が始まった彼女の日常は大きく変わっていきます。長期入院という環境の中で感じた不安や、仕事との距離感、そして支えになったものとは何だったのか。次回は、入院中のリアルな心境に迫ります!

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